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相貌失認 見え方

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今、俳優のブラッド・ピットが自らを失顔症であると告白したことが

とても話題になっています。

この失顔症、正しくは相貌失認と言うようなのですが、

症状としては、

人の顔の表情などの識別が出来ず、誰かわからずに、結果的に個人の判別ができない

という症状のようです。

こう言われただけだと、なかなかイメージする事は難しいのですが、この相貌失認、

人を見る時どのような見え方をしているのでしょうね?


調べてみたのですが、個人差はあるものの、基本的に目や鼻、口など

顔のパーツや、喜怒哀楽などの表情は認識できるとの事で、

見え方自体はあまり変わらない模様。

しかし、何故か顔を記憶する事が出来ないようなんです。


でもこの症状、社会で生活していくうえで、かなりのハンディキャップになるのではないでしょうか。

例えば仕事の取引先の相手が誰かわからず、仕事上で支障を来すとか

デート中にトイレに行って戻ってきたら、相手が誰だかわからなくなるとか。

この症状の苦しみって、かなりのものがあると思えますよね。


この相貌失認、ある研究では人口の2%ほどいるだろうとも言われており、

最近になってだんだんと認知されてきている様で、

今までこの症状が悩んできた人が、病気なんだと知ってちょっと安心した、

なんて声もネット上では上がっているようです。

しかし、まだまだ現実では認知度は低いと言える状況だと思いますので、

この症状のせいで勘違いされる事も多くあるでしょう。

そのような勘違いが少しでも減って、お互いが理解し合えるような社会になるといいですね。


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